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MacでApple intelligenceをどんな場面で活用できる?試してみた!

日本では2025年の3~4月あたりに解禁されるであろうApple intelligence。どんなことができるのかわかってきた今、実際に使ってみてどんな場面で活用できどんなふうに便利になるのか試してみようと思う。
今回はクリエイティブな作業で使うMacについて話していこうと思う。
環境:Mac mini M1 (2020) 16GBメモリ

Writing Tools(作文ツール

まず最初にWriting Toolsを見ていこう。このツールは文章を場面によって作り変えたり、要約したり、誤字脱字を確認したりなどさまざまのことができる。
ではMacではどのような場面で便利だと思えるか試してみた。

まず最初に、前提として「最近会っていない会社の友人にメッセージを送りたいと考えました。ただ考えたメール文章が大親友あてみたいな感じになってしまいました」そんな時に役立つのがWriting Toolだ。(あまり例えが伝わりにくいかもしれませんが…)

ということで書き直してみよう。Writing Toolsを起動し、少し固い文章にしたいのでProfessionalを選択する。

下記の英文を翻訳したテキスト

件名:お久しぶり!

こんにちは[友達の名前]、

このメールがあなたの元に届く頃には、元気でいることを願っています!最後に会ってからずいぶん時間が経ったので、最近の様子が気になって連絡しました。最近どうしてる?あなたの近況をぜひ聞きたいです!

こちらはかなり忙しいけれど、全体的にはいい感じです。仕事に追われていますが、何とか楽しむ時間も作れています。最近は[新しい趣味や活動]を始めたんですが、リラックスする素晴らしい方法になっています。あなたは最近何か新しい興味や趣味を始めた?ぜひ聞かせてほしいな!

それに、最後に一緒に冒険したことを思い出して、あなたとの思い出が恋しくなりました。私たちの気ままな outings や長いおしゃべりが本当に恋しいです。近いうちに何か計画を立てましょう!週末の小旅行や、ゆったりとしたコーヒーデートでもいいですね。

あなたのスケジュールを教えてくれれば、何か決められますよ。再会を本当に楽しみにしています!

では、気をつけて、またすぐに話しましょう!

ツールが文章を補正している間の表示はこんな感じ。(下記の写真)
M1 Macだとこの文章量でも処理に2~3秒ぐらいかかっていた。オンデバイス処理なので仕方ないのかもしれないが倍の文章量になったらさらに時間がかかるので速度はあまり期待できない。(業界標準の速度を理解できていないので詳しいレビューは避けることにする。)

書き直された文章はしっかり固いものになっている

下記の翻訳された文章

こんにちは[友達の名前]、

お元気ですか?お久しぶりですね。最近のことを考えていたら、あなたとの友情を思い出しました。

最近のあなたの活動や経験についてぜひ聞かせてほしいです。私は仕事でいろいろと忙しくしていますが、楽しむ時間も作っています。最近、新しい趣味を始めて、リラックスする時間ができました。

また、私たちの過去の冒険や大切な思い出を思い返していました。会してお互いの近況を話すことが重要だと思います。週末の小旅行や、のんびりとしたコーヒーデートなどはいかがでしょうか。

あなたの都合を教えてもらえれば、再会の時間を調整できると思います。友情を再燃させる機会を楽しみにしています。

よろしくお願いします、[あなたの名前]

上の写真にしれっとSiriが写っているのがわかるだろうか。なんとSiriがデスク上で自由に動かせるようになったのだ。賢くなったSiriが動かせるので、例えばSiriの情報を見ながら予定を立てるなど便利に使用できる。
ということで、ここからは賢くなったSiriについて話していこう。

賢くなったSiri 使ってみてわかったこと。

Siriが言語をよりよく理解できるようになったことで、いろいろなことが期待されているがぶっちゃけSiri自体の機能は体感的にそこまで変わっていない。Geminiみたいに文章作成などは対応していないので、普段のタイマーセットや検索、Homeアクセサリとの連携などSiriの役割は大きく変わっていないように思う。では言語をよりよく理解できるようになったことで何が便利になったのか。それは、ユーザが使用したSiriの履歴を使用して予定やメモなどのSiriで完結できる機能をより詳しく記録できるようになったり、「This、That」などの、物を指す言葉を理解できるようになった。これで自然な会話ができる。今までみたいに「すみません、よくわかりません」とよく言われたものがやっと理解できるようになった感じだ。いわば、Geminiまでとは行かなくても、Googleアシスタントの少し賢い版が完成した感じだ。Geminiみたいな機能はChatGPTとの連携で実現するだろうが、まだ英語版でも対応していない。

実際のSiriの動作がこちら。

今までセットしたTimerをしっかり理解できている。(ただ、これは前のSiriでもしっかり理解できたので、良いデモ動画になっていないです。)

Apple intelligenceのついてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事からどうぞ!

まとめ

MacでApple intelligenceをどんな場面で便利に使えるか。それはズバリ日常的な文章の作成やSiriにちょっとしたお願いをする時だろう(現段階では)

現段階で使える機能と使えない機能の一覧だ。

使える機能(Apple intelligenceはiOS 18.2、 Mac OS Sequoia 15.1時点での機能)

  • Siri 2.0 ※ (一部機能のみ、米国英語)
  • 作文ツール / Writing Tools (米国英語)
  • クリーンアップ / Clean Up
  • 写真の自然言語検索・Memory Movie
  • 音声の文字起こし / Transcript (米国英語)
  • スマートリプライ / Smart Reply (米国英語)
  • メールの要約と優先度メッセージ (米国英語)
  • さまたげ低減 / Reduce Interruptions (米国英語)

現在ではまだ利用できない機能 (多くはiOS 18.2、Mac OS Sequoia 15.2にて実装)

  • ChatGPT連携
  • Image Playground (Genmoji、Image Wand含む)
  • Visual Intelligence (iPhone 16シリーズ向け)
  • 優先通知 / Priority Notifications
  • Siriのオンスクリーン認識
  • 新しいメールアプリのデザイン
  • 米国英語以外の言語への対応

これらの機能が実装されたらもっと便利になるだろう。特にChatGPT連携や日本語対応。Siriのオンスクリーン認識など他の機能が使えるようになることで、文章系のAIから、幅広い分野に対応できるAIに変わることが予想される。

今後のApple intelligenceに期待しよう。

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この記事を書いた人

2000年生まれの普通の会社人。Apple製品が大好きで、Macをメインで使ってる。仕事ではPythonとかSwiftを使ってアプリ作ったり、Webサイトを作ったりしてる。最近物価が高くてApple製品を思うように買えないのが悩み。

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