腕時計。多くの人が持っていて、身につけている。特にここ数年でスマートウォッチの市場は大きく拡大した。
そんなスマートウォッチの市場シェアを独占している企業がある。Appleだ。
今回は、Apple Watch 10 (Apple Watch Series 10)が10世代目にして、現代社会においてどのくらい実用性があるかレビューしていこう。
Apple Watchの普段使い
まず最初に、Apple Watch 10でできることをおさらいしていこう。
できること
健康面
・心拍数の計測
・睡眠バイタルの計測
・血中酸素濃度の計測
・睡眠の質の計測
・周期記録
・心電図(iPhoneが必要)
・無呼吸症候群の検出
・転倒、衝突事故の検出
等
iPhoneとの連携機能等
・Apple Watchから電話
・通知や、Apple Watch単体でのメッセージ返信に対応
他にも、水深計の搭載やキャッシュレス決済対応
普通にこれだけでも満足できるほど、機能が盛り沢山である。
では、このいろいろの機能がどのような場面で役立つのか、筆者の体験を元に述べていこう。
Apple Watchが活躍する場面
Apple Wachが活躍する場面はたくさんある。その中でも特に役立つ機能を2つ挙げて紹介する。
1つ目
スマートウォッチに求める機能として欲しくなってくるのは、キャッシュレス決済だ。電子マネーが普及し始めた現代では必要となってくる機能の一つである。

PASMOやSuicaなどの交通系ICに加え、QUICPayやiDなどのタッチ決済にも対応している。現金やiPhoneを取り出さずとも、手首で完結できるこの機能は、使うとiPhoneなどを取り出すのが面倒に思えてくる。腕を上げてかざすだけ。ポケットから取り出して、Face IDでロック解除して…そんな手順を踏まなくて良いのだ。
2つ目
Apple Watchは返信等の文字入力が単体でできる。確かに、Pixel Watchでもこの機能を使うことができるが、Pixel Watchは画面が丸い形状をしているので、文字入力には不向きと筆者は感じている。それに対してApple Watchは形状が四角いので、ある程度、誤タップなしでの文字入力が可能だ。

また、Apple Watch単体だけではなく、iPhoneでの文字入力も可能である。

健康的機能の便利さ
スマートウォッチに一番重要と言っても過言ではないのが、健康的機能面だ。
Apple Watchは他のスマートウォッチよりもできることが多い。今回は、その点に触れて述べていこうと思う。
ワークアウト機能
やはり、スマートウォッチといえばワークアウト。このような認識があるのではないだろうか。Apple Watchでは多種のワークアウトに対応していて、卓球やテニス、スイミングなどにも使うことができる。現在、約80種類ものワークアウトに対応していて、私たちが日常的に行う運動は全て対応している。
健康機能
Apple Watchには高心拍数や低心拍数、睡眠時無呼吸症候群を知らせてくれる機能、そして、睡眠の質を計測してくれる機能など、大きな病気につながる前にユーザーに認識させる機能がある。また、アクティビティリングなど、自分に合った運動の目標達成を促してくれる機能など、普段着用しているだけで、健康的な生活を促してくれる機能が整っている。
下:筆者のアクティビティリング

特に、睡眠の質を計測する機能は、Apple Watchをつけて寝るだけで計測してくれる。また、充電スピードも早く、朝起きて身支度をしている間に充電しておけば、バッテリー残量100%の状態で出勤できる。
まとめ
Apple Watchには決済などの日常使いで便利な機能に加えて、ワークアウトや健康面の機能など多種にわたる機能が搭載されている。今回筆者が使ったのは、Series 10だが、初めてスマートウォッチを使ってみる人にもおすすめできる機種となっている。また、「安く性能の良いスマートウォッチが欲しい!」という人には、Apple Watch SEもおすすめだ。
ぜひ、買って試してみてほしい。
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